2020年
ヒマラヤのふえ

 この絵本は、インドの高名な画家ラマチャンドランの作品です。 ラモルは、ヒマラヤ山脈のふもとの岩だらけの土地をせっせと耕して、妻のブリンジャマティといっしょに、やっとのことで暮らしを立てていました。「こんなところ、もうい […]

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2020年
ひろいひろいひろいせかいに

 20年前、『百まいのきもの』という絵本をこのコーナーでご紹介しました。学校へ、毎日同じワンピースを着てくる少女が「あたし、うちに百まい、きものもってるわ」と口にしたため、いじめの標的になってしまうというストーリーでした […]

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2020年
ヤママユ

 「ヤママユ」とは、マユをつくるガの一種です。マユを作る虫でもっとも有名なのはカイコです。私は、小学3年の時、教室でカイコの飼育をしました。学校の運動場の東側に10本ばかり植えてある桑の木から葉っぱを摘んできて、カイコに […]

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2020年
あなふさぎのジグモンタ

 ジグモンタさんは「あなふさぎや」です。先祖代々培ってきた技術を活かして、衣類の穴をふさぎます。大事な衣類に穴があいたら、みんなジグモンタさんのところに持って来て、きれいに直してもらいます。ジグモンタさんは、自分の得意技 […]

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2020年
たべるたべるたべること

 この絵本の出版元は、業務内容に「食育講座」も掲げています。食べものと食べる時間の両方を大切にしているからです。 表紙をめくると、とある農家の何気ない夕食風景。初老の夫婦と若夫婦の家族です。お嫁さんのお腹には赤ちゃんが育 […]

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2020年
ちいさな島のおおきな祭り

 前回に続いて小さな島のお話。今回ご紹介する小さな島は、沖縄県の竹富島です。日本のほぼ最西端、台湾の近くに位置します。人口300人余り、徒歩でも、2時間あれば一周できるほどの小さな島ですが、そこで毎年執り行われるお祭りが […]

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2020年
ちいさなしまのだいもんだい

 小さな島には、がちょうとあひるが暮らしています。そして、対岸の大きな陸地には、牛や馬や豚、にわとりが。おおざっぱにいうと、泳げるヤツと泳げないヤツに分かれているのです。これもまたおおざっぱにいうと、泳げるヤツらは、頭は […]

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2020年
ぼくはひとりぼっちじゃない

 戦後最悪の複合災害、東日本大震災から9年が経ちました。地震と津波と原発事故。被害が大きすぎて、どこで何が起きていたか、すべてを正確に語ることは困難です。建屋爆発があった原発は福島県双葉町、児童の避難誘導が遅れて74人も […]

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2020年
線と管のない家

 タイトルにある「線」とは電線、「管」とは水道管のことです。今の日本ならどの家にも、当たり前のようにつながっている「線」と「管」です。文明の象徴のようなこの「線」と「管」が、もしも途切れてしまったら、どうなるでしょうか。 […]

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2019年
田んぼの1年

 この絵本は、農村に生まれ育って農家に嫁いだ私にとって、「思い出のアルバム」です。 春、田んぼに咲き乱れるレンゲやシロツメクサを摘んで花綱を作り、友だちと長さを競いました。水路に沿って咲くワスレナグサに引き寄せられ、通学 […]

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