からすのパンやさん

 こんなにおいしそうな本はめったにありません。いや間違えた、こんなおもしろそうな本はまずめったにありません。なにしろ読むとよだれが出てきます。いや、よだれが出るほどおいしい、いや、おもしろい、いや、おいしい、だからとにかく読んでみてってば。
 この本は、小さいパン屋を経営しながら4羽の子がらすを育てた、やさしく腕のいいパン屋のご夫婦のお話です。実をいうと私は、子どもに読んでやってから、もう一度一人で読みたくなります。なぜかというと、見開き2㌻の両面に、所狭しと描き込まれたさまざまな形のおやつパンを心ゆくまでじっくりと眺めたいからです。
 だって子どもといっしょに見ている時には、子どもが先に「わたし、これとこれにする。おかあさんはこれにしられ」と勝手に決めてしまうんですから。私だって自分の好きなパンを食べたい、いや、読みたいのです!
 今回はクイズ付きです。この本の作者の加古里子という人は、おじさんでしょうか、おばさんでしょうか、だるまちゃんでしょうか、かみなりちゃんでしょうか、宇宙人でしょうか、地底人でしょうか?答えは次回のお楽しみ。

加古里子 作・絵 偕成社 1,000円  (1999年 ’平成11年’ 6月28日 20回 杉原由美子)

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