みんな元気になる絵本(最新から)

2024年
タケシのせかい

 タケシのパパの部屋には秘密の小箱があります。「ぜったいに開けちゃダメ」といわれている箱。家に、パパもママもお兄ちゃんたちもいないある日、タケシはこっそり箱を開けます。 開けると手紙とドクロマークのついた小さなビンが入っ […]

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2024年
ねえ、おぼえてる?

 作者シドニー・スミスさんの絵本をご紹介するのは今回で3回目です。最初は『ぼくは川のように話す』、次は『おばあちゃんのにわ』でした。文章はジョーダン・スコットさんによるもので、それぞれ、スコットさんのお父さん、おばあちゃ […]

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2024年
ないたにわとり

 村のはずれにあるおじいさんの家の庭には、春ともなれば庭一面にたくさんの花が咲いて、にぎやかに歌っているかのようでした。そこには一羽のにわとりもいました。おじいさんは気づいていないようですが、にわとりはとてもいばりんぼう […]

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2024年
きみは、ぼうけんか

 私は、冒頭の場面でショックを受けました。割れた窓ガラス、ひしゃげた戸棚と電気スタンド、壁からは写真や絵画が落ちて床に散らばっています。富山県西部に住む私には、つい最近の能登半島地震の記憶がありありとよみがえる、つらい情 […]

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2024年
ぼくは、ういてる。

 主人公の一平くんは、前作『すてきなひとりぼっち』で、ひとりでいるときのすがすがしい気持ちを自分の中に住まわせるようになりました。自分を外から眺めることができるようになったんです。 そうしてわかったことが、「ぼくは、うい […]

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2024年
キューちゃんの日記

 60年くらい前のこと、小学2年生のマリ子は、お父さんに連れられてしんせきのキューちゃんのお家に行きました。キューちゃんというのは、翁久允(おきなきゅういん)さんのことです。19歳で渡米し、波乱万丈の人生を乗り越えてきた […]

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2023年
こまいぬぼしゅうちゅう

 こまいぬ(狛犬)とは、神社の境内に2体1組で向き合っている石像です。たいてい一方が口を開けていて、一方が閉じています。この絵本でも、その違いを強調して、性格の違う2匹のこまいぬを登場させました。 口を開けているのは「あ […]

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2023年
ちいさな木

 道ばたに木が一本生えていました。ちいさな木でした。クルマが通り過ぎると、よろけてしまうほどちいさい、弱々しい木でした。 ある朝、町のほうから一匹の犬がスタンスタンと走ってきて、木に話しかけました。「ぼく、ゴッチ。つなを […]

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2023年
旅するわたしたち

 前回の『戦争が町にやってくる』と同じ、ウクライナ在住のロマナさんとアンドリーさんご夫婦の作品です。副題に「On the Move」とあって、「移動する」もしくは「移動させられる」わたしたちを描いています。 生まれ落ちた […]

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2023年
戦争が町にやってくる

 ロンド、と名付けられた美しい町で、ダーンカ、ファビヤン、ジールカの仲良し3人組は、楽しく暮らしていました。草花の好きなダーンカのお気に入りは、町の広場にある大きな温室です。愛用の自転車に植物図鑑も常備して、毎朝通います […]

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