みんな元気になる絵本(300~201)

2023年
とってもすてきなおうちです

 冬の間、見かけなかった生き物たちが活動を始める春の庭先は、どこもかしこもすてきなおうちでいっぱいです。 「おや、よくいらっしゃいましたね。じまんのわがやへようこそ。」 表紙をめくると、さっそく歓迎のあいさつ。迎えてくれ […]

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2023年
おばけのこ

 鬱蒼とした森の近くの一軒家に、女性を一人降ろして車が走り去っていきます。女性は大きなトランクを家の中に運び入れ、戸棚に衣類をしまいます。そこで暮らすようです。夜になってベッドに横たわると、森のほうから怒っているような恨 […]

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2023年
とんで やすんで かんがえて

 注目されていたH3ロケットは飛びませんでした。残念ではありますが、自分自身を傷つけまいと今回は発進を見送ったと思えば、なんと賢いロケット、ということになります。 今回の絵本に出てくる鳥さんもそうなのです。まだ小さい鳥さ […]

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2023年
どんな いえに すみたい?

 我が家はそろそろ築60年に達します。同時期に建った近所の家々は、高齢化に合わせてリフォームしたり、世代交代に伴って新築したりしていますが、さて……。新築の予定は未定としても、どんな家に住みたいかは考えてもいいですよね。 […]

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2022年
おにろうのおつかい

 おにろうは、鬼の子どもです。おにやんま3丁目に、お父さん、お母さん、赤ん坊の弟と一緒に暮らしています。おにろうのお気に入りはテレビで放映中の「オニガシマエース」です。強くてかっこいいからです。 私は、お話の世界といって […]

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2022年
つるにょうぼう

 今年5月~7月にかけて、富山県美術館(富山市木場町)で「こどものとも原画展」が開催されました。「ぐりとぐら」「おおきなかぶ」「だるまちゃんとてんぐちゃん」などの絵本は、なんと半世紀を超えて読み継がれているのですね。そし […]

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2022年
ねこのホレイショ

 ねこのホレイショはもう子ねこでもないし、べたかわいがりされるよりは「そんけいをこめてあつかってほしい」と思っています。飼い主のケイシーさんはそこのところは承知していて、ホレイショをむやみになで回したりしないで、食事時に […]

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2022年
すなはまのバレリーナ

 副題に「エリアナ・パヴロバのおくりもの」とあります。エリアナさんは、今から100年ほど前、ロシア革命で急変した祖国を離れて世界各地を転々とし、支援者のいた日本で活動の場を見つけようとしたバレリーナです。 お話は、バレエ […]

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2022年
セミくん いよいよ こんやです

 この夏休み、帰省するとかしないとか、顔は出すけど泊まらないとか、やはりなんだかんだと自己規制が働いてしまったのではないでしょうか。とにかく、人間界においては。セミくんたちはどうだったでしょうか。 居心地のよい地下室でゆ […]

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2022年
パンのかけらとちいさなあくま ― リトアニア民話

 今年は堀内誠一生誕90年にあたり、記念の作品展が全国を巡回中です。つい先日、東京に住む長女が、静岡に住む三女と連れ立って静岡県三島市近郊の美術館で鑑賞してきたと絵葉書を送ってきました。娘たちにとってもなじみ深い絵本作家 […]

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